Wio Terminalで画像の表示に挑戦してみました。なお、今回プログラムはArduino IDEで行っています。
初期設定については下記のリンクに記載されています。
当ブログでは下記の記事で、初期設定と「LovyanGFX」ライブラリを追加を行っています。
今回行っていく内容ですが、下記の書籍を参考にさせていただき、行っています。
「Wio Terminal」ではじめるカンタン電子工作 大澤 文孝 著
※今回は、もちろんそのまま記述すると著作権に引っかかってしまうので、理解した内容をベースに解説をさせていただいております。
プログラムを書いていく前に今回は「LovyanGFX」と「Seeed - Arduino - FS」というライブラリを追加します。
ライブラリの追加は下記の方法で行います。
Toos > Manage Libraries..
「LovyanGFX」で検索し、インストールします。
「Seeed - Arduino - FS」で検索し、インストールします。
準備ができたら、画像を保存したmicroSDカードをWio Terminalに差し込み、プログラムを書いていきます。
画像データの注意点なのですが、Wio Terminalの液晶は「320×240ドット」のため、全画面に表示する場合はこのサイズに変更する必要があります。サイズ変更方法はこの記事の下方をご確認ください。
プログラムはGithubの下記の項目をベースに書いていきます。
プログラム 1
画像は下記のリンクより拝借しています。
東北ずん子・ずんだもんプロジェクト/自由に使えるイラスト /ずんだもんのイラスト
出力結果
プログラム 2
画像は下記のリンクより拝借しています。
ニコニコ静画 イラスト/ヒザフライさん /ゆっくりずんだもん素材
PSDファイルの確認とPngファイルの保存は下記のリンクで行っています。
PSDTool
出力結果
<画像データのサイズ変更について>
今回、サイズの変更は「Ralpha Image Resizer」というインストール不要のフリーソフトを使っています。
窓の社のRalpha Image Resizerのダウンロードページ
窓の社のRalpha Image Resizerの説明ページ
使い方
ダウンロードしたらZipファイルを解凍して、exeファイルをダブルクリックします。
ソフトを実行した状態
データが準備できたら、起動しているソフトにデータをドラッグアンドドロップします。
大きさのプルダウンを「長辺 × 短辺(px)」に変更して「320」「240」と入力します。
フォーマット変換設定のコマンドをクリックします。
今回はフォーマットの変更なしにOKをクリックします。
実行ボタンをクリックします。
以上の操作で画像編集が完了し、画像が保存されているフォルダにresizeというフォルダが作成されて、編集後のファイルが同じ名前で保管されます。
参考にしたサイト
Get Started with Wio Terminal
Seeed K.K. Wiki Wio Terminalドキュメントガイド
arduino.cc Reference > Libraries > Lovyangfx
Github lovyan03/LovyanGFX
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