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RP2040-GEEKで文字と画像の表示に挑戦してみました(Arduino IDE)。

更新日:2月11日

RP2040-GEEKで文字と画像の表示に挑戦してみました。なお、今回プログラムはArduino IDEで行っています。

RP2040-GEEKのWikiはこちらになります。


しかし、今回はWikiの内容だけではRP2040-GEEKに接続ができなかったため、たまねぎブログさんの内容を参考に設定を行いました。




まず、Arduino IDEをインストールしていない場合はインストールを行います。


次に、Arduino IDEを起動して、Seeed Studio XIAO RP2040 ボード パッケージを Arduino IDE に追加します。

File > Preferencesに移動し、Additional Boards Manager URLに以下の URL を入力します。

https://github.com/earlephilhower/arduino-pico/releases/download/global/package_rp2040_index.json





Tools > Borad > Board Manager...に移動し、検索空白にキーワード「RP2040 」を入力します。「Raspberry Pi Pico/RP2040」を選択してインストールします。



Tools > Board に移動し、「Raspberry Pi Pico」を見つけて選択します。


RP2040-GEEKのBOOTボタンを押しながらPCに差し込みます。


File > New Sketchで新規ファイルを作成します。


変更せずにそのままの状態で、File > Save As..で保存します。


sketch > Export Compiled Binary を選択します。


コンパイルが終わると、保存したフォルダの下位階層に 「ファイル名.ino.uf2」が作成されます。

おそらく、スケッチの保存場所を変更していなければ、ドキュメント > Arduino > ファイル名フォルダの下に保存されていると思います。



XXXX.ino.uf2ファイルをRPI_PR2フォルダへドラッグアンドドロップします。


以上の作業でCOMが認識されるようになります。


Tools > Port に移動し、接続されている RP2040-GEEKのシリアル ポート名を選択します。




プログラムを書いていく前に今回は「Adafruit_GFX」と「Adafruit ST7735 and ST7789」というライブラリを追加します。

ライブラリの追加は下記の方法で行います。

Toos > Manage Libraries..



Adafruit_GFX」で検索し、インストールします。


Adafruit ST7735 and ST7789」で検索し、インストールします。



プログラム 1 Hello Worldを表示

今回作成したプログラムは下記の通りです。

プログラムに関しても、たまねぎブログさんの記事を参考にさせていただきました。


実行結果




プログラム 2 こんにちは世界を表示

今回作成したプログラムは下記の通りです。

日本語の表示については、下記の記事を参考にさせていただきました。

プログラムを実行する際は「U8g2_for_Adafruit_GFX」というライブラリを追加します。



プログラム

※setCursor(0,0)だと上側に行き過ぎて文字が切れてしまうため、setCursor(0,20)としています。


実行結果



プログラム 3 画像を表示

今回作成したプログラムは下記の通りです。

こちらのプログラムに関しても、たまねぎブログさんの記事を参考にさせていただきました。

プログラムを実行する際は「TJpg_Decoder」というライブラリを追加します。



プログラム


実行結果



<画像データについて>

画像は下記のリンクより拝借しています。

ニコニコ静画 イラスト/ヒザフライさん /ゆっくりずんだもん素材

PSDファイルの確認とPngファイルの保存は下記のリンクで行っています。

PSDTool


<画像データのサイズ変更について>

今回、サイズの変更は「Ralpha Image Resizer」というインストール不要のフリーソフトを使っています。

窓の社のRalpha Image Resizerのダウンロードページ

窓の社のRalpha Image Resizerの説明ページ


使い方

ダウンロードしたらZipファイルを解凍して、exeファイルをダブルクリックします。


ソフトを実行した状態


大きさのプルダウンを「長辺 × 短辺(px)」に変更して「240」「135」と入力します。


フォーマット変換設定のコマンドをクリックします。


必要に応じて設定を変更します。


実行ボタンをクリックします。


以上の操作で画像編集が完了し、画像が保存されているフォルダにresizeというフォルダが作成されて、編集後のファイルが同じ名前で保管されます。



参考にさせていただいたページ

・たまねぎブログ SDカードリーダとLCD付いてデバッグプローブにもなる RP2040-GEEKを使ってみた

・Qiita @pugzo(pugspapa) Waveshare RP2040-LCD-0.96で日本語表示

・GitHub Adafruit-ST7735-Library

・GitHub U8g2_for_Adafruit_GFX

・GitHub U8g2

・GitHub TJpg_Decoder/examples/SD Card/SD_Jpg/

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