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Raspberry Pi Pico W × Micropythonで2つのボード間でwifi通信してみました。

更新日:2023年5月28日

Raspberry Pi Pico W × Micropythonで2つのボード間でwifi通信してみました。


Raspberry Pi PicoのMicroPythonのファームウェアをセットアップや開発環境の設定については下記をご覧ください。


【MicroPythonのファームウェアをセットアップ】

設定方法は下記のURLに記載されています。


また、当ブログでは下記の記事に記載しています。

今回の注意点としてはファームウェアをダウンロードする際にRaspberry Pi Pico Wのほうを選択してください。


【開発環境の設定】

当ブログでは下記の記事に記載しています。


準備が整ったらUSBケーブルをコンピューターに接続します。

BOOTSELボタンを押しながら起動するのは初期設定のときのみで、普段は普通の接続で大丈夫です。


Thonnyを起動し、インタプリタとして「MicroPython(Raspberry Pi Pico)」を選択します。

これは、右下のボックスをクリックして行うことができます。


準備ができたところで、プログラムを作成します。

今回は、サーバー側とクライアント側の2つのプログラムを用意する必要があります。

実行する手順は下記の通りとなります。

1. サーバー側のプログラムを実行してサーバ側のIPアドレスを取得

2. 1でエラーが出なければ、ファイル名を main.py で保存して、電池やACアダプターで起動

3. クライアント側のプログラムにサーバー側のIPアドレスを記載して実行する。


その1 サーバー側のから"hello" と送られたメッセージをクライアント側で受け取る。

クライアント側のtime.sleep( * )をあまり早い秒数にするとエラーになるので、適度に調整してください。


サーバ側(今回はデータを送る側)


クライアント側(今回はデータを受信する側)


クライアント側の実行結果

受け取った内容をそのまま出力するとb'XXXX 'となってしまうので、プログラムで文字列操作をする必要があります。


参考にしたサイト

Wireless Communication Between Two Raspberry Pi Pico W Boards

ESP32でソケット通信をしてみる

ESP8266用 MicroPythonチュートリアル 4.1. WiFi の設定

ESP8266用 MicroPythonチュートリアル 5.3. シンプルなHTTPサーバー

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