Pico Display Pack 2.8"で文字と画像の表示などに挑戦してみました。なお、今回プログラムはPimornoniのLibraryを使用せずに、「st7789_mpy」ライブラリを使用してMicropythonで行っています。
MicroPythonの開発環境の設定については下記をご覧ください。
【開発環境の設定】
当ブログでは下記の記事に記載しています。
今回は「st7789_mpy」ライブラリを使用するので、このライブラリに沿ったやりかたで進めていきます。
【ファームウェアの設定】
①下記よりファームウェアをダウンロードします。
なお、今回はRaspberry Pi Pico Wを使用しているので、RP2Wを使用しています。
Raspberry Pi Pico の場合はRP2を使用します。
※今回はst7789用のファームウェアをダウンロードしています。
②BOOTSELボタン長押しします。
③RPI-RP2 フォルダにドラッグアンドドロップします。
設定が終わったら、プログラムを書き始める前に画面表示を行う「tft_config.py」を書き換えていきます。「tft_config.py」は下記のものを使用します。
書き換えを行う前にディスプレイのピン配置を確認します。
「tft_config.py」の下記項目を書き換えて名前を変更せずに保存します。
ここまでの設定が終わったらサンプルをベースにプログラムを動かしていきます。
プログラム その1 文字の表示
実行したプログラムは下記の通りです。
なお、今回は「vga2_8x16」のフォントを使用しているので、下記のリンクよりthonyへコピーした後に「vga2_8x16.py」の名前でAtomS3へ保存する必要があります。
実行結果は下記の通りです。
プログラム その2 pngの表示①
png.pyのサンプルプログラムベースに作成しています。
画像の下記のものを使用しています。
今回は画像サイズがちょうどいいものがなかったので、下記のサイトでリサイズしています。
ファイル名を「Christmas_Tree_1-320x240.png」としてファイルのアップロードします。
※320x240の部分は画像のサイズではなくディスプレイのサイズを記入します。
ファイルのアップロード仕方は下記の通りです。
①表示 > ファイルにチェックを入れます。
②このコンピュータ側のフォルダの場所をアップロードしたい画像が保存してある場所に指定した後、アップロードしたいファイルを右クリック > /をアップロードを選択します。
実行結果は下記の通りです。
参考にさせていただいた記事
・nomolkのブログ
Aliexpressで買える安くて小さい液晶(ST7789搭載)の使い方(Raspberry Pi Pico編)
・Github st7789py_mpy
・st7789py Documents
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